サインとは

 俗に言う「看板」のことであり、宣伝、広告等の目的で設置します。
主に屋外に使用されるものを指す場合が多いですが、室名表示や施設案内表示、誘導表示、ディスプレイ用のパネルなど屋内で使用されるものも看板であるといえます。
英語でsign(サイン)と言い表され、「標識」「目印」といった意味合いも持つことから、宣伝、広告の意味以外にも、見る人に対し情報を伝えるための表示物、また、建築物のシンボルとしての役割も果たします。
サインは瞬間的に見る場合が多く、「分かりやすさ・見やすさ」に加え「デザイン・色」なども考慮し、印象に残り、街の景観、建築物の外観を損なわない物を提案していかなければなりません。


 電車で移動・車で移動・徒歩で移動など、様々なシーンでサインの役割は違います。例えば、車で移動の場合、運転中にサインを見る時間は僅かです。その僅かな間で認識出来る情報量・大きさで印象に残るようにしなければなりません。歩行で移動の場合は、目の前でじっくり確認出来るので、多くの情報量を見やすくレイアウトしていきます。このように、それぞれの場合、設置位置、サイズ、色、表示方法などが変わってきます。サインは、様々なシーンの中にあり、人がそれを見るだけで、現在どこにいるのか分かり、目的地に辿り着ける。言わば「街の案内人」なのです。
  サインは、通常屋外に取付けられる物が多く、適切な施工が大事です。風・雨等で落下しない物等、目に見えない部分に注意を払わなければなりません。しかしながら、街中でよく見受けられるのが、イメージだけが先行しすぎて、風圧力に耐えられないサイン、壁面側の下地が薄くサイン重量に耐えられないサイン等です。現在、我々専門職の者が見て、下地・部材・デザイン等優れている製品もたくさん在りますが、中には上記の様な製品も数多く取付されているのもまた現状です。


サインと言うものは、定期的なメンテナンスが必要なのですが、通常は「球が点かない」「腐蝕し始めている」等、目に見えるものの修理だけを行うと言う認識が多いようです。しかしながら、サインの担保期間は設置後通常1年、最長3年間なので、期間外の落下等に関しては、オーナーの責任が問われる事態が生じる事となります。そのため、業者の選択は慎重に行う必要があるのです。
当社は、サインの耐力を十分に検討した上でフレーム造りをし、企業イメージを最大限に引き出すフェイス造りを目指しています。